GWSMO(Google Workspace Sync for Microsoft Outlook)を使用すると、Microsoft Outlook のデータを非常に簡単に Google Workspace と同期する事が可能です。GWSMO は、Google Workspace と Microsoft Outlook 上のメール、連絡先、カレンダーのデータを定期的に同期する Microsoft Outlook のプラグインです。
Microsoft Outlook から Google Workspace へデータを移行して、今後も Microsoft Outlook を使う予定のユーザーが対象となります。

※ 今後、 Microsoft Outlook を使う予定のない場合は、同期ツール GWSMO(Google Workspace Sync for Microsoft Outlook)ではなく移行ツール GWMMO(Google Workspace Migration for Microsoft Outlook)をインストールします。

【Windows のシステム要件】

  • Windows Vista(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 7(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 8(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 10(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 11(32 ビットと 64 ビット)

【Microsoft Outlook のシステム要件】

  • Outlook 2003 SP または 2007 SP2(または修正プログラムが適用された SP1)
  • Outlook 2010(32 ビットと 64 ビット)
  • Outlook 2013(32 ビットと 64 ビット)
  • Outlook 2016(32 ビットと 64 ビット)
  • Outlook 2019(32 ビットと 64 ビット)
  • Outlook 2021(32 ビットと 64 ビット)
  • Microsoft 365 デスクトップ アプリの Outlook(ウェブ版ではない)

Google 管理コンソールでの同期ツール利用許可の設定

Google Workspace 管理者は Google 管理コンソールの[アプリ]-[Google Workspace] -[Gmail]-[エンドユーザーのアクセス]の「Google Workspace Sync」をオンにして[保存]します。

    Google Workspace Sync

    Microsoft Outlook のメモを同期する場合は Google 管理コンソールの[アプリ]-[Google Workspace] -[ドライブとドキュメント]-[機能とアプリケーション]の「Drive SDK」をオンにして[保存]します。

      1. GWSMO をインストール

      Google Workspace Sync for Microsoft Outlook のダウンロードページにアクセスして[Download GWSMO]をクリックしてダウンロードします。
      ダウンロードが完了するとインストールが開始されます。

      Google Workspace Sync for Microsoft Outlook をダウンロード

      2. GWSMO を実行

      GWSMO のダウンロードが完了すると自動的にインストールが始まります。インストールが完了次第、GWSMO アプリケーションを実行し、データのアップロード及び同期を行うアカウントへログインします。

      Google Workspace で使用しているメールアドレスを入力し[続行]をクリックします。

      Google Workspace アカウントにログイン

      [続行]をクリックすると、ブラウザが起動して Google Workspace アカウントにログインを求められます。

      続行

      ブラウザが起動して Google Workspace アカウントへのログイン画面が表示されるので、ユーザー名を入力して[次へ]をクリックします。

      Google Workspace アカウントにログイン

      パスワードを入力して[次へ]をクリックします。

      パスワードを入力

      再び GWSMO が表示されるので、移行元の Microsoft Outlook プロファイルと移行するデータを選択して[次へ]をクリックします。

      移行を開始

      移行をおこなうアプリケーションのデータを選択して[移行]をクリックします。カレンダーの予定、連絡先、メールデータ、メモを移行でき、移行後は Google Workspace と Microsoft Outlook の両方で利用が可能です。

      移行を開始

      すぐにデータの移行が開始され、移行ステータスが表示されます。

      データの移行が開始

      3. GWSMO の設定が完了

      データの移行が完了すると、GWSMO の設定が完了します。
      Google Workspace との同期は Microsoft Outlook を起動するたびに実行されるほかに、次のスケジュールで実行されます。

      メール : 1 分ごと
      カレンダー : 10 分ごと、あるいは会議の招待状を作成または受信した直後
      連絡先 : 20分ごと
      グローバル アドレスの一覧 : 24時間ごと
      メモ : 60 分ごと、あるいはメモを作成または変更した直後
      タスク : 2時間ごと

      移行が完了

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