Google Workspace の管理者は、ユーザーの Google ドライブ上にある全ファイルのオーナー権限を別のユーザーに譲渡することができます。退社したユーザーのユーザーアカウントを削除する前などに有効な機能です。
オーナー権限を譲渡した後のユーザーはファイルの編集権限が付与された状態となりますので、引き続きファイルにアクセス可能です。

1. Google 管理コンソールにログイン

Web ブラウザを開き、管理者権限をもっているユーザーアカウントで Google 管理コンソール(admin.google.com)にログインします。
ホームが表示されたら[アプリ]アイコンをクリックします。

2. ファイルのオーナー権限を譲渡

アプリの設定画面にて[Google Workspace]をクリックします。

Google Workspace 設定画面にて[ドライブとドキュメント]をクリックします。

※ 特定の組織部門にのみ設定を行う場合は、画面左の組織部門欄にて組織部門を選択してください。

Google ドライブ設定画面にて[オーナー権限を譲渡]をクリックします。

オーナー権限を譲渡

オーナー権限の譲渡画面にて[現在のオーナー]ユーザーアカウントと[新しいオーナー]ユーザーアカウントを入力し、[ファイルを譲渡]ボタンをクリックします。

新旧オーナーを設定

「ファイルを譲渡」の確認画面にて[OK]ボタンをクリックすると、オーナー権限の譲渡が完了します。

オーナー権限の譲渡設定を完了

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