Google Workspace の初期設定では、例えばメールサービスの URL は【 https://mail.google.com/a/ドメイン名 】となっています。
少し長い URL のため、Google Workspace の各サービスでは【 http://mail.ドメイン名 】といった、ドメイン名に合わせたシンプルで覚えやすい URL に変更する事が可能です。

ドメイン所有権の証明や Gmail の有効化を行った方法と同じように、お客さまのドメイン名が管理されているドメインホストにて DNS レコードの追加作業を行います。

1. Google 管理コンソールにログイン

Web ブラウザを開き、管理者権限をもっているユーザーアカウントで Google 管理コンソール(admin.google.com)にログインします。
ホームが表示されたら[会社プロフィール]アイコンをクリックします。

2. サービスの URL を変更

アカウント設定画面にて[カスタム URL]欄をクリックします。

カスタム URL

カスタム URL 設定画面にて各サービスのカスタム URL を入力後、画面下部の[保存]をクリックします。

カスタム URL を保存

3. ドメインホストにて CNAME レコードの追加

「Changeing CNAME record」画面に表示された CNAME レコード情報を後でまた確認できるようにしておきながら、 ドメインホストの DNS 管理画面へ移動し、CNAME レコードの作成を行います。

ホスト名に指定の文字列、種別(Type)は CNAME 、指定先(Value)に ghs.googlehosted.com をそれぞれ入力します。

ドメインホストにて CNAME レコードの追加を終えたら Google 管理コンソールの[I’VE COMPLATED THESE STEPS]をクリックします。

CNAME レコードを追加

設定画面下部に「カスタム URL が更新されました」と表示され、各サービスが新しい URL でアクセスできるようになりました。

カスタム URL が有効化